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「コスト削減」取り組みを始める前に(ヒント集)
2022/03/31
7. コスト削減支援・サービスの報酬体系
固定費とは限らない 支援会社への報酬の種類は?
実際にコスト削減にかかる費用は?
間接経費のコスト削減を進める場合、完全に内製化しない限り外部の支援会社やサービスを利用することになります。
そういった外部の支援会社やサービスを利用した場合、どのような費用がかかるのかを本記事で説明いたします。
今回は「コンサルティングファーム」「ソフトウェア」「SaaS(クラウドサービス)」、そしてディーコープのような「コスト削減専門支援会社」に分けて解説します。
コンサルティングファームへの依頼と、ソフトウェア導入の場合
コンサルティングファームにコスト削減のプロジェクトを発注する場合やソフトウェアの導入の場合、多くはそのプロジェクトに投入する人員の単価と稼働時間でおおよその費用が決まります。
例えばコンサルティングファームの場合、以下のように稼働条件から合計○○円と算出します。
- マネージャークラス(月30%稼働):1名
- アソシエイトクラス(月100%稼働):2名
- プロジェクト期間:2ヶ月
※ソフトウェア導入の場合も、システムエンジニアの職位や経験等に応じて単価が設定されることが通例です。
コンサルティングファームによるプロジェクト型のコスト削減の場合、プロジェクト費用はおおよそ「固定」されることになるのです。
ソフトウェア導入の場合は、別途アプリケーションや各種ライセンスの購入費用、これらを運用するための月々の費用も意識する必要があります。
SaaS(クラウドサービス)利用の場合
最近流行りのSaaS(クラウドサービス)を導入する場合、多くのサービスではサブスクリプションサービス(月額・年額など利用期間に対して対価を支払う)になります。そのため契約期間に固定費用が発生します。
更にこれらのサービスをシナリオ通りに機能させるために、導入コンサルティングを受けなければならないケースもあります。その場合はコンサルティングファームと同様に、参画する人員の単価と期間に応じた費用が発生します。
ディーコープの場合
ディーコープにコスト削減をご依頼いただいた場合は、基本的には成果報酬型で手数料をお支払いいただきます。
具体的には、ディーコープのコスト削減プロジェクトを通じて削減し、利益として創出する金額から手数料をいただきます。
この形態は削減効果に比例したフィーですので、お客様のコスト削減プロジェクト以前の状況からの持ち出しがありません。
また、固定費となる他の支援形態とは異なり、お客様により「費用の納得感」を感じて頂けると考えております。