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「コスト削減」取り組みを始める前に(ヒント集)
2021/10/23
5. 間接経費のコスト削減専門コンサルの手法
どうやって選ぶ?専門コンサルのコスト削減手法
専門コンサルティング会社は提供するコスト削減手法が企業によって異なるため、最適な支援方法を選択するのに迷いがちです。
そこで今回は、専門コンサルティング会社のコスト削減手法の特徴や違いを解説いたします。
各コスト削減手法の紹介
専門コンサルティング会社が行うコスト削減手法は大きく分けて3つあります。
- 相見積を取得する
- コンサルティング会社の提携している売り手企業様を紹介する
- 売り手企業様への交渉術を伝授する
それぞれの特徴を詳しく紹介します。
相見積を取得する
特徴:複数の売り手企業様から見積を取得するため、市場価格と比較して自社の価格が高いか低いかを判断できる手法。
メリット:自社価格と市場価格を比較することで適正価格での購入が可能となる。
デメリット:現在取引のある売り手企業様以外に新規の売り手企業様を入れて見積比較をするため選定までに時間が掛かることがある。コンサルティング会社の提携している売り手企業様を紹介する
特徴:コンサルティング会社が提携している、競争力のある売り手企業様を紹介する手法。
メリット:価格交渉が都度発生しないため、短期間でコスト削減ができる。
デメリット:提携している売り手企業様から提示される価格が適正価格かどうか分からない。売り手企業様への交渉術を伝授する
特徴:売手企業様との交渉術を買い手企業様に指南し、売手企業様と直接交渉いただく手法。
メリット:交渉術のノウハウを得ることができる。
デメリット:実際に交渉ノウハウを習得できるか、削減効果を引き出せる交渉ができるかは分からない。まとめ
間接経費のコスト削減に取り組む際は、まず間接経費のコスト削減を自社で取り組むのか外部企業に委託するのかを社内で検討してみてください。
その上で外部企業に依頼したい買い手企業様は、「ゆくゆくは内製化したい」、「外部に依存し続けたい」など将来的に社内でどの様に取り組みたいかによって、専門コンサルティング会社、戦略系コンサルティング会社、システム提供会社の3種の支援企業タイプから自社のご希望に合ったタイプをお選びください。
もし“専門コンサルティング会社”を選択された場合は、今回ご紹介した3種のコスト削減手法から「交渉ノウハウだけ得たい」、「効果が高いのであれば複数の売り手企業様から相見積を取りたい」など自社の条件に合った削減手法をお選びください。
ちなみに、ディーコープでは相見積の手法を採用しておりますが、買い手企業様のご要望には柔軟に対応しております。
※弊社サービスはこちらからご確認いただけます。