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コラム
2022/05/26
社用車の購入、急がないとリースアップに間に合わない!!
社用車・公用車の新規購入及び買い替え
今回は社用車・公用車の新規購入及び買い替えについて、市場がどう変化しているのか、昨今の環境変化も含めお話ししたいと思います。1~2年前の概況(コロナ禍中)
1~2年前までは、中古車を海外に販売する移送手段であるコンテナ船の乗り入れがコロナの影響でNGだったことや、国内での外出を控える巣籠りも相まって、中古車がダブつき市場価値が暴落していました。
しかしながら、最近の新車不足が中古車の市場価値を引き上げる原因となっています。現在の概況
■新車の市場(新車の不足:半導体不足などにより納車が大幅遅延)
購入が決定してから納車まで平均で半年以上、車種やグレードによっては1年~数年かかる車両もあります。
理由は大きく2つです。
1つ目は車両に搭載する半導体不足や、その他部品・ユニット等の供給不足が要因となっているケースとなります。
2つ目は法改正による影響でマイナーチェンジがこれまでより頻繁に行われることによります。次モデルの販売開始が現モデルの生産終了時期から数ヶ月ブランクが発生する場合、その間の発注が出来ないのです。※【法改正の例】
オートライト機能の標準搭載について5ナンバー、3ナンバー車の新型車は2020年4月以降、継続生産車は2021年10月から搭載が義務化
■中古車市場(市場価値がアップ)
前述の通り、新車の納期がかかることから中古車へのニーズが高まっています。ニーズが高まることで中古車の市場価値が上がると、残価(リース会社の再販価格)が付きやすくなるため、リース契約の場合は残価が上がる分だけリース総額が安くなる傾向にあります。
■その他状況
・SDGsを意識したEV(ハイブリッド)車等のエコカーへの切り替え
エコカーへの切り替えはブランド価値向上、補助金や金融機関などからの評価向上などメリットも多く、リースにするとガソリン車より残価が付きやすいため、車両本体の価格差ほど高くならない傾向にあります。・サブスクリプションでの購入
保険料や各種税金などが含まれた料金設定で毎月定額を支払うため、月額料金を全額経費として計上することができ、リース以外の購入方法として今注目されています。・カーシェアリングの利用
使いたい時に使いたいだけ利用できるメリットが有り、拠点も多く社用車の駐車場代も抑えられ利用する企業も増えています。社用車の購入(急がないとリースアップに間に合わない!)
現在の新車不足・納車までのリードタイム確保を考えると、少なくともリースアップ1年前くらいから計画立てて導入検討を行うことをお勧めします。そうしないとリースアップに間に合わず、営業車や役員の車などの社用車・公用車の入替ができない、という事にもなりかねません!
計画的に準備を進めておきたいものですね。
社用車・公用車の導入方法は色々ありますが、皆さまに合った最適な導入方法をご提案いたします。お悩み事がありましたらお早目にディーコープへご相談いただければと思います。
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