「間接経費のコスト適正化」のヒント
ここでは「間接経費分野」のコスト削減について、これから取り組みをすすめるにあたってのヒントを、5つのパートに分けてご紹介いたします。
弊社は間接経費のコスト削減支援を行う会社ですが、この「間接経費分野」のコスト削減については認知が進んでいなかったり、コスト削減手法やどのような支援会社があるのかなどもあまり知られていないと感じております。けれども実はコスト削減領域において「間接経費分野」は宝の山であることが多く、継続的に取り組むことで多くの利益をもたらしてくれるのです。
眠っている利益を掘り起こす、「間接経費分野」のコスト削減の取り組みを始めてみては如何でしょうか。
1. 購買実態の把握、
対象とする品目の選定
-
コストの削減を進めるにあたり、皆さんはどのような項目(費目)をコスト削減の対象と選定するのでしょうか?
多くの方にとって、コスト削減で思い浮かぶのは直接経費(直接材)コストを削減することですが、ディーコープでは間接経費のコスト削減の支援を行っております。
間接経費の削減には、どのような価値やメリットがあるのでしょうか?
2. コスト削減の課題になる
間接経費の特徴
-
間接経費のコスト削減を進めるにあたり、どのような課題があるのでしょうか?
間接経費でのコスト削減は直接経費でのそれと似ていることもありますが、間接経費自体の特徴をよく理解して効果的な削減の仕方を考える必要があります。
間接経費の特徴から、コスト削減を進めていくには広範な範囲について支出を可視化する必要があります。また、そのためには全社での購買についての適切なルール化と徹底を進めていく必要があります。
3. 間接経費削減の課題を
解決する方法
-
社内で間接経費のコスト削減を進める場合、プロジェクト(PJ)として立ち上げられることが多いです。
プロジェクトはどのように進めていくのが良いのでしょうか?
プロジェクトの進行には、一般的なプロジェクトマネジメントのスキルも必要ですが間接経費のコスト削減ゆえの特徴も理解しておく必要があります。
間接経費でのコスト削減プロジェクトならではの特徴や、継続的な取り組み(コスト削減なので一度終えたら完了とはなりません!)について、どのように工夫をしていくか思いつきますか?
4. 間接経費のコスト削減支援をする
企業のタイプ
-
間接経費のコスト削減を支援する会社はたくさんあります。たくさんの支援会社の違いはどこにあるのでしょうか?また、支援会社を選定する上でのポイントは何になるのでしょうか?
間接経費のコスト削減支援を行う会社は大きく3つに分類することが可能です。1つはディーコープのような専門コンサルティング会社、もう1つは戦略系コンサルティング会社、そしてもう1つがシステム提供会社になります。
それぞれの支援会社ごとに特徴があり、またその特徴に適したお客様やその間接経費のコスト削減プロジェクトがあります。
5. 間接経費のコスト削減専門
コンサルの手法
-
専門コンサルティング会社が行う間接経費のコスト削減手法はご存知ですか?実は専門コンサルティング会社といっても、その間接経費のコスト削減手法は企業によって異なります。
間接経費のコスト削減専門コンサルティング会社の手法は大別すると3つあります。その3つとは「相見積の取得」「売り手企業の紹介」「交渉術の伝授」になります。
これらの手法の中で、コスト削減プロジェクトの目的に合致した支援会社を見つけていくことがプロジェクトの成功に近づくためのプロセスとなります。
6. 支援会社の利用タイミング
-
コスト削減の支援会社は、自社でコスト削減のプロジェクトが立ち上がったときに探すもの、利用するもの。そのように考えられている方は多くいらっしゃいます。
しかし、企業や組織における支出の状態を人間の健康状態のように置き換えて考えると、人が病気になってから病院に行くのではなく健康診断等を通じて恒常的なチェックを行うように、間接経費のコストについても定期的な見直しなどを行ったほうが良いと考えられると思います。
7. コスト削減支援・
サービスの報酬体系
-
コスト削減の支援会社やサービスが行う間接経費のコスト削減にて、お客様が気にされることの1つとしてフィー(支援会社への報酬)があると思われます。
外部の専門家に依頼はしたいけど、可能なら安く済ませたいというのは誰もが考えるところです。しかし、依頼をする会社やサービスによって、そのフィーのあり方は大きく異なります。